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help リーダーに追加 RSS 『つまみぐい文学食堂』

<<   作成日時 : 2008/06/13 12:48   >>

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 柴田元幸 『つまみぐい文学食堂』(角川書店)を読みました。

 イギリス・アメリカを中心とした、海外文学作品に出てくる印象的な食べ物について語った本です。

 著者は柴田元幸(しばた もとゆき)さん。
大学教授という一面を持っていますが、翻訳者としても大変活躍していらっしゃいます。
翻訳について村上春樹さんと語った 『翻訳夜話 (文春新書)』(文芸春秋)や、ポール・オースター『ムーン・パレス』(新潮社)、エドワード・ゴーリー『うろんな客』(河出書房新社)など多くの翻訳も手がけています。

 今回の『つまみぐい文学食堂』は、「文学食堂」と銘打っているだけあって、目次も

・Menu         (メニュー)
・Hors d'Oeuvre   (オードブル)
・Fish         (魚)
・Meat         (肉)
・Specials       (特別料理)
・Beverages     (飲み物)
・Desserts      (デザート) 


とレストラン風。
描かれている吉野朔実さんのイラストもいい味出しています。

 食堂というと、おいしいものばかりが並んでいるイメージがありますが、この食堂には、「不在の食物」・「不味い食事」なんていうメニューもあります。

 この手の本には、索引が不可欠だと思っているのですが、その点もこの食堂にはぬかりがありません。
人名・作品名・書名索引は巻末にあるのですが、さらに、本書中に出てくる食べ物別索引も巻末にあるんです。
いたれりつくせりのこの食堂、困った点は読んでいるとお腹がすいてくることですね。
つまみぐい文学食堂

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